薬物療法と 精神療法があります

薬物治療

双極性障害の治療方法のひとつ「薬物治療」について紹介しています。「薬物治療」では、精神の安定を図り、規則正しい生活が送れるように睡眠薬や精神安定剤などが調合されます。自分に適した治療方法を施しましょう。

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心理社会的治療

このページでは、双極性障害の治療方法のひとつである「心理社会的治療」について紹介しています。「心理社会的治療」とは、心理教育や家族療法、認知療法や対人関係療法などが用いられている精神の安定を図る治療方法です。

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双極性障害の治療方法

自分に適した治療方法

双極性障害とは、活発的でアクティブな躁状態と、対照的な暗く気分が落ち込み消極的になる鬱状態を繰り返す症状のことです。鬱状態の場合、気分が高まり全財産を投資し、高額な買い物をしたりと金銭トラブルに繋がる恐れがあります。また、冷静な判断ができず、会社でトラブルを起こすことや無意識に辞表を出し、社会的信頼を欠如する恐れがあります。睡眠をとらなくても活発に動くことができるので、無意識に身体に疲労を感じるなどの問題も発生します。躁状態と鬱状態を繰り返すことで、心のバランスが取れなくなるといった深刻な病気です。双極性障害の治療には薬を用いて精神の安定を図る「薬物治療」と、根本的な原因を解明し心の状態を安定に保つ「心理社会的治療」があります。どの方法が自分に適しているのかを知るためにはお医者さんに相談しましょう。また、精神の安定を先にコントロールさせることが大切だと診断された場合、「薬物治療」から施し、次第に症状が軽くなったら「心理社会的治療」に移るといった、二段階の治療方法を提案しているクリニックや医師もいます。より早く社会復帰するためには薬物治療ですが、根本的に改善したい場合は心理社会的治療を施しましょう。再発しないためにも自分に適した治療方法で治療に挑みましょう。双極性障害の特徴のひとつに完治するまで時間を有するといった特徴があります。規則正しい生活を心がけ、長期的なスパンで治療を施しましょう。

双極性障害の概念が定義されるまで

双極性障害は、1850年代にヨーロッパで循環精神病などと呼ばれていましたが、躁とうつが周期的に現われることから躁うつ病と命名されました。その後、うつ病と躁うつ病は異なるものだと考えられるようになり、1970年代にはアメリカで双極性障害にも2つの型があることが提唱されました。現在では、以前躁うつ病と呼ばれていた重い躁状態とうつ状態を繰り返す1型と、軽い躁状態とうつ状態を繰り返す2型に分類され、それぞれのタイプにあわせた治療が行われています。しかし躁状態では患者や周りの人々も病気とわからないので診断は難しく、うつ状態で診断を受ければ大うつ病と診断されてしまうケースも多く診断が難しい病気です。2型の場合にも周囲にはわかり難く見過ごされてしまうこともあります。

さまざまな治療の方法

双極性障害の治療には薬物療法と精神療法の2つの治療法がありますが、単極性のうつ病より時間がかかります。治療の中心となるのは気分安定薬で、気分の上昇下降の波を小さくしていきます。症状が重い場合には抗精神病薬が躁の気分を鎮め、睡眠を安定させる効果があります。不眠が続く時には睡眠薬を処方されることもあります。双極性障害の治療は薬だけでなく精神療法を併用して、医師と患者が話し合いを通して共通理解を得て共に治療に向かうことが大切です。日々の行動を患者自身が適応できるようにする認知行動療法や対人関係をシミュレーションして疑似体験しながら対人関係を変えていく対人関係療法、毎日の生活パターンの中からリズムの乱れる原因を見つけ出して改善することで治療する社会リズム療法などがあります。

どんな症状なのか

双極性障害の症状について詳しく紹介しています。おしゃべりで活発的になる、睡眠をほとんど取っていないのにアクティブ、何に手をつけてもやり遂げることができない、衝動買いなどの変化が見られる場合は治療を施す必要があります。

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治療の心構え

双極性障害の治療にはある程度の期間を有します。再発しないようにコントロールしなければいけません。その間、薬の服用や気持ちのあり方、また、周囲の人の協力も必要です。薬の副作用や再発について正しい知識で向い合いましょう。

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